年内最終号にあたり、今年平塚で起きた出来事を振り返る。「2011ひらつか10大ニュース」と題し、当市のニュースを本紙記者が勝手に順位付けしてみました。
【1位】湘南ひらつか七夕まつり短縮開催
東日本大震災を受け、1度は中止の意向を示した市に対し、実行委からは反対の声が噴出。開催の是非に揺れた。新市長に当選した落合克宏市長は、当初の市の方針を転換、期間短縮や夜間のライトアップ中止、イベント縮小などの制約付きながら開催にこぎつけた。
【2位】統一地方選挙
大蔵律子前市長の不出馬表明により新人三つ巴となった平塚市長選は、元市議会議員の落合克宏市長が混戦を制した。市長選と同日に行われた市議選では江口友子市議が2期連続トップ当選。統一地方選挙前半戦となった県議選では、森正明県議が自身初の3万票超えでトップ当選、根岸孝之県議が初当選を果たした。
【3位】東日本大震災
3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災。平塚市も震度5弱の揺れに見舞われ、避難所が最大時で18ヵ所に拡大、598人が避難した。食品・生活用品・ガソリンの品薄や東海道線の運休など余波が続いた一方、被災地支援に向けた支援の輪も広がりを見せた。
【4位】撫子原で死体遺棄事件
10月9日午前9時頃、市内撫子原の空き地で人の頭部が入ったバッグが見つかった。平塚署は被害者と同居の55歳女性を死体損壊・遺棄容疑で逮捕し、女性も容疑を認めている。
【5位】日産車体(株)が湘南工場第1地区の生産終了を発表
日産車体(株)が、来年2月に湘南工場第1地区での車両生産終了を発表。土地の活用については売却を含め検討していくとしている。
【6位】計画停電・節電
東日本大震災による福島原発事故で、電力需給が逼迫。平塚市でも5つのグループに分かれ輪番での計画停電が行われた。夏には経済産業省より37年ぶりに発令された電力使用制限令により、契約電力500kw以上の大口需要家に昨年同期の最大使用電力比15%削減が課され、公共施設や民間企業、一般家庭でも様々な節電対策が講じられた。
【7位】震災 景況感に影
平塚商工会議所が5月、商業(卸売・小売・飲食・サービス)と工業(製造・建設)計1646社を対象に実施した景気動向調査で、景況感が大幅に回復した昨年と比べ、今年はほぼ横ばいの水準に。震災による影響が市内経済に影を落としたことが浮き彫りとなった。
【8位】湘南ベルマーレ反町監督退任
湘南ベルマーレが、2009年より3年間チームを率いてきた反町康治監督の退任を発表。同時に司令塔として6年間活躍したアジエルの退団も明らかにした。
【9位】議事堂解体・新庁舎着工へ
かねてより進められていた平塚市新庁舎建設の第一期工事が、10月に着工した。それに先立ち議事堂の解体工事が行われ、すでに撤去が終了している。新庁舎竣工は平成28年3月を予定。
【10位】平塚市美術館20周年
今年で開館20周年を迎えた市美術館で、3つの記念展「画家たちの二十歳の原点」「花ひらくエコール・ド・パリの画家たち」「伊東深水」や、「北大路魯山人展」などが催された。
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