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平塚版 公開:2012年3月29日 エリアトップへ

旭北地区町内福祉村運営協議会会長 楠森(くすもり)一清(かずきよ)さん 根坂間在住 77歳

公開:2012年3月29日

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向こう3軒両隣の福祉

 ○…旭北地区の町内福祉村が4月2日、公所の西部福祉会館内に開設する。運営主体となる協議会会長として、オープンに向けた事務作業に奔走。「役員やスタッフには実績があるし、地域の方々も協力してくれる。周りの支えは本当に心強いよ」。まだ利用者のいない静かな施設内に、威勢の良い声を響かせる。

 ○…お年寄りのゴミ出しや買い物の補助、病院への付き添いといった生活支援や交流機会の創出、子育て中の母親へのアドバイス、日常生活に関する相談窓口などが福祉村の役割。運営はボランティアの手で行い、行政の手が届かない身近な福祉を通じて、より良い地域づくりの形成を担う。「お年寄りの孤立化が問題になっているけれど、地域の人が見守って、手助けしてあげなきゃ。ひとりで悩まずに気兼ねなく利用してもらい、明るく楽しい福祉村をつくっていきたい」。向こう3軒両隣の互助意識を根付かせることが目標だ。

 ○…転勤族だったサラリーマン時代は、日本各地を転々とした。「仕事一筋だったから、地域のことなんて全然分からないわけ」。定年後、仕事漬けの日々から解放されたものの、同時に孤独も味わった。希薄だった地域とのつながりが生まれたきっかけは「自治会に加入したこと」という。旭北自治会連合会の会長も5年務め、今ではすっかり地元の顔に。自身が孤独を感じたからこそ、単身高齢者の気持ちを汲んだ活動にも、自然と力が入る。

 ○…温柔敦厚な口調が印象的ながら「熊本出身だから、性格は頑固で負けず嫌い。生粋の”肥後もっこす”だよ」。健康維持のために始めた湘南平へのウォーキングは、月20回を目標に頂上を目指す。ゴルフのスイングも欠かさず「おかげで血圧がだいぶ下がった。でも年齢を考えるとさ、そろそろ自分も福祉村を利用して良い立場だよね」とおどけてみせた。
 

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