市内田村在住の砂脇稜平君(平塚学園高2年)=神奈中スイミング所属=が7月14日から22日、フィンスイミングユース世界選手権オーストリア大会に日本代表として出場する。世界大会出場は自身3回目。
世界への切符をつかんだのは、今月5日と6日に横浜国際プールで開かれた日本選手権。1枚のフィンを両足をそろえて装着し、シュノーケルで息継ぎをして泳ぐ種目「サーフィス」に出場し、400mと1500mで総合2位、800mで総合3位、ユースではそれぞれ1位を勝ち取った。
得意な1500mでは自己記録を更新する14分28秒をマーク。目標としていたユース日本記録14分11秒に一歩及ばなかったが、「世界選手権で、記録を更新して上位に食い込みたい」と、世界に挑むモチベーションを高めている。
小学5年生で始めたフィンスイミングの魅力について、砂脇君は「長距離を泳ぐので、ペース配分などの戦略性が求められる。競泳とスピード感も違う」と語る。自身の持ち味は「後半から追いつく粘り強さ」とし、タイムを安定させるのが課題だという。
過去2度の世界大会では最高9位に終わった。「ロシアやウクライナといった強豪国の選手は難敵だが、胸を借りたい」と話し、雪辱に燃えている。
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