誇るべき湘南の走り 前半戦4位でターン
前半戦最後となった千葉との一戦は、まるでシーズン終盤のような緊迫感に包まれた壮絶な戦いとなった。
勝てば互いに首位に立つ可能性がある両チームは、キックオフ直後から攻守の入れ替わりが激しいスリリングな試合を展開。パスを巧みにつないでゴール前まで運ぶ湘南に対し、千葉はロングパス1本からあっという間にシュートへ結びつける。
双方のチームとも選手の集中力は途切れることなく、スタジアムにこだまするサポーターの大きな歌声も試合の雰囲気を一層盛り上げた。
試合は24分、それまで好セーブを連発していた湘南GKの阿部がDF陣の一瞬の隙をつかれて先制を許す。しかし、あきらめない湘南は42分、坂本からパスを受けた高山がゴールキーパーと1対1の場面でヘディングシュートを放ち、一度はセーブされながらもこぼれ玉を左足にあてて同点。
後半に入っても湘南の足は最後まで止まることなく、互いに決定機を幾度か作りながらも引き分けで終了。連勝は途絶えたが、試合後にアウェーの地で高らかに響いた湘南サポーターの歌声が、選手の戦いぶりの素晴らしさを物語っていた。
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