2010年度から東豊田で建設中だった市消防署大野出張所が、今月完成した。23日、落合克宏市長が記者会見で発表した。落合市長は「市中心に位置する東豊田に整備することで、災害時における消防力の充実と強化が図れる」と話した。
整備された新庁舎は消防訓練施設を併設した。敷地面積約2500平方メートル。延べ床面積は、消防庁舎約770平方メートルで、訓練施設約300平方メートル。共に鉄骨造の2階建て。総事業費は約4億7900万円だった。
訓練施設には、高い建物に梯子やロープを使って進入したり、狭いトンネルに入って負傷者を救出したりと、様々な状況に応じた設備を整備した。
配置部隊については、現在の消防隊1隊に加え、本署から救急隊1隊を配置転換する。落合市長は「救急隊7隊を市内にバランス良く配備することができて、現場到着時間の短縮につながっていくものと思われる」としている。
大野出張所は9月25日に開所式を行い、10月1日から運用開始される。
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