ベテラン2人が牽引 栃木に逆転勝利
今節、ホームに迎えた栃木は試合前の時点でリーグ9位とはいえ、湘南との勝ち点差はわずか5。ライバルを蹴落としたい湘南、上位進出を懸ける栃木。ともに重要な意味をもつ一戦となったが、試合序盤、その思いが勝っていたのは栃木のように見えた。
縦パスが思うようにつながらず攻めあぐねる湘南に対し、パスサッカーで果敢に攻め込む栃木。19分には昨年まで湘南に在籍した佐々木が起点となり、あっさりと先制点を許す。
しかし、これが湘南を目覚めさせたか。徐々に”らしさ”を取り戻し、27分には自ら得たFKを古橋が豪快に決めて同点。さらに34分、古林があげたクロスの跳ね返りを下村が胸トラップし、すぐさま左足を振り抜くとボールはゴール右隅に吸い込まれる。古橋と下村、ベテラン2人の活躍がチームに逆転勝利を呼び込んだ。
長丁場のJ2リーグも4分の3が終了し、いよいよ終盤戦に突入した。1試合の重みはこれまで以上に増してくるが、それが上位対決となれば尚更。この勝利は勝ち点3以上の価値がある。
次節は9月2日(日)、アウェーで京都と対戦する。
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