最終回 霧降りの滝 平塚 滝めぐり ひと時の涼を求め、編集室きっての健脚(?)記者が市内の滝を目指します
平塚八景にも数えられる霧降りの滝は、水が霧のように流れ散るような様から名付けられた。下吉沢の松岩寺裏手から徒歩約20分。道中には、平塚の街並みや江の島、三浦半島を一望することもできる。
道しるべを頼りに滝の上部へ到着すると、コブのように丸みを帯びた岩肌を、なめるように水が伝う様子を見下ろせる。階段を下り滝の全景を確認するが、訪問時は水量が少なく迫力は今一歩。増水時には、岩肌全体に水が広がる壮麗な姿に変貌するのだろう。
案内看板には「天保4年(1833)に建立された『霧降瀑の碑』によれば、このころから名瀑として知られていた」と説明がある。由来は不明だが、「魔王の滝」という呼び名が存在するとも。
霧降りの滝から更に足を伸ばせば、七国峠や大磯の鷹取山へと繋がる関東ふれあいの道に合流し、ハイキングコースとしても人気だ。
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