ベルマーレ シュート2本で勝利 ライバル甲府下す
J2時代から数々の好勝負を繰り広げてきた因縁のライバル・甲府の敵地に乗り込んだ第16節――。
開幕序盤こそ好調だったものの、目下5連敗中と暗いトンネルから抜け出せない甲府。中断以降は1敗1分けながら内容は上向きで、あとは結果が欲しい湘南。互いに1つのターニングポイントとしたい昇格組同士の一戦は、立ち上がりから甲府が攻勢をかける。
迫力ある攻撃で湘南ゴールに襲い掛かる甲府に対し、鎌田らDF陣が豊富な運動量でピンチの芽をつぶし続ける。一方、湘南も防戦に回るばかりでなく、暑いコンディションでありながらも最後まで走り続けた高山を中心に攻めるが、前線にボールを蹴りだしても誰にもつながらないシーンが幾度か見られた。
結局、前半はシュート0本に終わった湘南。後半もフィニッシュに持ち込めない状況が続き、残り時間も15分を切った頃だった。ゴール前の混戦で、相手のクリアボールを岩上が見事なトラップから蹴り込み、ついに均衡を破る。これが、湘南にとってのファーストシュートだった。
降格圏内から脱してはいないものの、下位グループは混戦模様。若いチームだからこそのスタミナをいかし、夏場の反撃を期待したい。
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