博物館学芸員アイソン彗星 撮影成功 12月上旬 肉眼で観測可能
市博物館の学芸員が14日、市内湘南平でアイソン彗星の撮影に成功した。
写真は、反射天体望遠鏡デジタルカメラで撮影した6枚を合成したもの。肉眼ではまだ暗いため見えないが、太陽に最接近する29日以降、12月上旬の明け方に東の空に確認出来ると予想されている。
同博物館によると、彗星が比較的高い位置に現れる12月6日〜8日頃が観測に適しており、午前5時から30分ほど天体ショーを楽しめる。少しずつ太陽から離れて行くため明るさは失われるが、14日頃まで観測できるという。東の空の低い所まで見渡せるよう、海辺など建物の少ない場所での観測が良いとされ、双眼鏡等を持参すると鮮明に観察できる。
「ただ、太陽との接近がどのような変化をもたらすかは不明で、彗星の輝きが増すことも、損なわれることも考えられる。彗星の輝きに関する正しい情報を得て観測を楽しんで欲しい」と、澤村館長は話している。
同館では、12月1日までの土・日曜午前11時と午後2時(11月23日の午前11時を除く)、プラネタリウムの番組(大人200円)でアイソン彗星をテーマに取り上げる予定。
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