商店自慢の逸品 一堂に 「恋チュン」動画でPRも
地元飲食店や物販店41店舗が加盟する「平塚逸品研究会」(相原伸美会長)が24日、各店独自の商品開発に取り組んだ1年の成果を「逸品お披露目会」(会場/平塚商工会議所)で発表した。
同研究会は、地元商店が消費者を呼び込む看板商品を持とうという「一店逸品運動」に共鳴した地元商店主らが集い、2009年に発足。店主が互いの店を訪問して助言し合い、一押しの商品を探し出したり、新メニューや新製品の開発に取り組んだりしている。
お披露目会では、店名にちなんだ菓子パンや相模湾の地魚を生かした定食をはじめ、パンク知らずの自転車タイヤなど各店が考案・発掘したオリジナリティー溢れる逸品38点がズラリと並んだ。
当日招かれた来場者に商品の魅力を知ってもらおうと、飲食店は新メニューの試食を用意。物販店は商品の特徴を説明したお手製のパンフレットなどで、逸品のPRを行った。
「逸品総選挙」と名付けられた投票も行われ、来場者は買ってみたいと思う商品をフード部門とノンフード部門、それぞれ1品ずつ選んだ。
フード部門1位には、旬菜屋NoBu(龍城ケ丘)の「湘南ご馳走御膳」、2位にはフリーデンの「やまと豚 骨付ハム」と有限会社井筒屋(田村)の「かりんとうまんじゅう」が選ばれた。
ノンフード部門1位には、有限会社東曜印房(明石町)の「封ろう印」とこばり(明石町)の「ステッキアンブレラ」、3位に花呉装(伊勢原)の「町屋の手拭い巾着」が選ばれた。
同研究会会長の相原伸美さんは、「予想していたよりも大盛況で多くの来場者に逸品をお披露目することができた。地元には魅力的な商品を持った店がたくさんあるということを知ってもらい、各店舗の集客につなげたい」と活動の成果に期待を寄せている。
また、同研究会は地元の商店や逸品により親しんでもらおうと、アイドルグループAKB48の楽曲「恋するフォーチュンクッキー」(恋チュン)の「平塚逸品研究会バージョン」を作成。各店舗の店主やスタッフらが店の前などで歌の振り付けを踊ってPRするユニークなミュージックビデオが上映され、来場者を楽しませていた。
ミュージックビデオは無料動画サイト「You Tube」で視聴できる。
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