園児が味噌づくり 卒園の記念に
明石町保育園の年長児14人が19日、手づくり食工房(明石町)で味噌づくりを行った。
同園では卒園間際のこの行事が恒例となっており、仕込んだ味噌は園児らが小学2年生になったときに「同窓会」と称して集まり豚汁にして食べる。担任の伊達教諭は「作った思い出を込めた味噌はタイムカプセルのようなもの」と話す。
大豆をつぶし、こうじと塩を混ぜ、両手で握れる大きさにまとめ、容器に打ち付けながら固めて入れる、といった作業に園児たちは興味津々。「豆がいいにおい」「手がすべすべする」「グルグル混ぜるの楽しいね」と大騒ぎしながら体験していた。材料が詰められた容器に蓋がされ、指導した端山慶子さんが「お味噌がねんねしたら日本の四季がおいしくしてくれるよ」と教えると、子どもたちは目を輝かせた。
2011年から、園から食工房に会場を移して味噌づくりを行っている同園。外に出る機会をつくることで地域住民との交流を図っている。工房スタッフの大島修さんは「学校帰りに『遊びに来たよ』と寄ってくれる卒園児もいます」と笑顔で話した。
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