平塚商工会議所青年部(平塚YEG)の2014年度会長に就任した 今村 佳広さん (株)甲斐組 社長 42歳
「地域を活性、平塚を元気に」
○…地元企業の若手経営者や後継者らの経済人組織、平塚商工会議所青年部(平塚YEG)の顔に指名された。「今年度は『活性』をスローガンとした。自分や会社の活性なしに地域活性はない。地域活性がなければ日本も元気にならない」と力を込める。100社を超える会員と力を合わせ、地域経済の発展や住みよい郷土づくりを目指す。
○…知人の経営者から「1年だけでいいから」と再三の勧誘を受け、付き合いのつもりで入会してから9年目、「まさか自分が会長になるとは」。YEG活動の意義は「経済人が自分と企業、地域のトライアングル・ハッピーに貢献する」と説明する。今年度は創立25周年、地域経済の活性に役立つような記念事業を企画中。「諸先輩方の熱い思いを受け継いできた。これを進化させ、次世代へとつなげる節目にもしたい」と背筋を伸ばす。
○…経営する建設会社は生活インフラの舗装、土木工事を主力に事業展開している。「舗装した道路は何千、何万台もの車に利用していただける。世のため人のため、地域の発展に貢献できる仕事」と誇りを感じている。東日本大震災の直後、被災地の同業者が真っ先に瓦礫撤去などに動いた逸話を耳にした。「建設業は地域防災の重要な役割を担える。風水害や地震、社会が困っている時に最前線に立たないといけない」。
○…生まれ育った平塚市について「海や川、山と自然に恵まれ、気候も温暖で住みやすい」と愛着をもって見ている。人口の減少傾向は地元経済にも影響を及ぼしかねないが、「平塚には魅力がいっぱいある。それを発信し、市内外の若い世代に良いイメージを与えることが重要だ。そのために『おしゃれ感』も意識しないといけない」と独特の言い回しで持論を述べる。地域経済の担い手となる青年経済人団体のトップとして「地域を活性、平塚を元気にするような事業をしていきたい」と抱負を語った。
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