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平塚版 公開:2014年4月17日 エリアトップへ

今年で創立20周年を迎えた「平塚市国際交流協会」の運営委員長を務める 天羽(あもう)輝彦さん 高浜台在住 68歳

公開:2014年4月17日

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国籍越えた交流を育む

 ○…「海外旅行をした時に英語をペラペラ話せたら、格好良いかなと思って」と、屈託のない笑顔を向ける。「平塚市国際交流協会」で、市民と外国籍市民をつなぐ架け橋として尽力する。日本語講座や留学生のホームステイ先の手配、姉妹都市米国ローレンス市の派遣団の通訳、国際交流フェスティバルの開催などを通じて、海を越えた交流の場を創出している。

 ○…現在市内には4千人以上の外国籍市民が暮らしているという。「日本語が理解できず、災害時の避難場所といった重要な生活情報を知らない人も少なくない」。そんな外国籍市民に平塚の情報を提供しようと、機関誌『HIEA』を定期発行し、公民館などで配布している。「誌面は親しみやすいように写真をたくさん添えるのがコツ。イベントがあればカメラを持って1日中走り回っていますよ」と、広報担当としても汗を流す。

 ○…大学卒業後から定年するまで医療機器メーカーに勤務。商品開発や営業に携わってきた。平塚に居を構えていたものの、「家と職場の往復の日々で、自分が住んでいる地域のことをさっぱり分かっていなかった」と頭をかく。地域に溶けこむきっかけとなったのが、外国籍市民に読み書きを教える日本語教室のボランティア。教室では身近な生活相談を寄せられることも多く、「自分自身が平塚のことをもっとよく知りたいと思った」と地域に目を向けた。

 ○…今では、博物館の展示解説ボランティアや民生委員、地区自治会長を務めるなどすっかり地域の顔に。「平塚は海もあり緑も豊かで、歩いているだけで楽しいまちだと思う。最近では珍しい花や鳥を見つけると心が躍る」と好奇心も旺盛。だからこそ、平塚の魅力を多くの外国籍市民に知ってもらいたいと切に願っている。「外国籍市民にとって平塚が暮らしやすいまちになるように、今後もサポートを続けたい」と顔をほころばせた。

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