新学期を迎えた神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで、囲碁のまちづくりを進める平塚市にちなんだ新しい教養科目「日本の伝統文化と地域連携」が始まった。
日本棋院から派遣されたプロ棋士、青木紳一九段が講師を務め、囲碁の打ち方や平塚と囲碁の関わりなどを講義、市と連携して市民との交流の場も用意する予定だ。授業は前・後学期でそれぞれ15回開かれ、経営学部と理学部の1年生が選択受講する。
開講日の11日、授業に協力する平塚市から鈴木喜明副市長が招かれ、集まった学生を前に特別講演を行った。副市長は、プロ棋士の養成道場を桃浜町に構えた木谷實九段や、1000面打ちで全国的に知られている囲碁まつりなど、市と囲碁の関わりについて紹介。「平塚と囲碁を通じて有意義な学生生活を楽しんでください」と話した。
講師の青木九段は、19路盤で終わりまで打てる腕前を目標に掲げ、「状況を判断して決断し、実行したことの責任を持つ習慣がつく。人生においても役立つ」と学生に囲碁を学ぶ効用を力説した。また「平塚市と囲碁の関わりは深い」とも話し、教養として木谷道場や囲碁まつりなどについて紹介するとしていた。
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