ベルマーレ 敵将「完成されたチーム」 開幕10連勝を達成
ゴールデンウィーク4連戦の2つめとなった第10節の京都サンガFC戦。25分、曺監督が試合後に「練習の賜物」と振り返った丸山の豪快なフリーキックで先制すると、前半終了間際にもクロスボールを武富がダイビングヘッドで決めて前半を折り返す。
後半開始早々の46分にも遠藤がヘッドで追加点。その後は得点ランキングでウェリントンに並んで首位に立つ大黒(第10節時点)、かつて湘南でプレーした三平らに攻め込まれるシーンもあったが、終わってみればこの日も無失点の完勝。J2開幕連勝記録を10に更新した。
試合終了後のインタビュールームで敵将のバドゥ監督は、「J2で戦ってきたなかでもより完成されたチーム」「J1でもなかなかないスピーディーさをもっている」と湘南を手放しで称えた。
一方、曺監督は「一人が目立とうと思ったら良い演奏ができず、指揮者の言うとおりに弾いても良くない」とチームをオーケストラに例え、前半の攻撃ではきれいなハーモニーを奏でられなかったと話した。その理由として、簡単に相手のボールを奪えたことで、むしろその後のプレーのスムーズさが失われていたとした。
「負けた試合の会見みたい」と、10連勝にも関わらず厳しい言葉ばかり並べていた曺監督も、最後には「だって、(記者の)皆さんが嬉しそうな顔をしていないから」と会場を笑わせていた。
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