神奈川県は4月25日、県内各市町村のホームレスの人数などに関する調査結果を発表した。調査は厚労省が1月、全国で実施した。
平塚市内の人数は県内で3番目に多い56人だったが、昨年より7人減少。リーマンショックの影響などを背景に2010年の調査では110人を確認したが、この4年間でほぼ半数に減らしている。
平塚市は2006年度から、市単独のホームレス巡回相談を開始し、翌年度には「平塚市ホームレス自立支援施策の取り組み方針」を策定。相談員と職員が毎月2回、ホームレスを見回りして生活保護受給など住居の確保に向けた相談に応じるなど、自立支援の取り組みを続けてきた。支援を通じて11年度には29人、12年度には15人が、ホームレス生活から脱却した。
市担当者は「全国的にホームレスの方の人数は減少傾向にあるが、市独自の取り組みの効果も出ているのでは」と話す。一方、人数は県内で3番目に多いため、今後も取り組みを継続するとしている。
県の発表では、横浜市の580人が最多で、川崎市が490人で続いている。
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