視覚に障害のある選手がボールの音を頼りにプレーする、全国盲学校野球大会が8月20日から22日まで県立平塚中等教育学校と大原小学校で開かれた。北海道から九州まで神奈川県選抜を含む全国9ブロックの代表が熱戦を展開した。
地元神奈川チームは平塚盲学校と横浜市立盲特別支援学校、横浜訓盲学院の3校の男女生徒15人が合同チームを作って参加。福島県立盲学校と大阪府立視覚支援学校との予選リーグで2勝、決勝トーナメントへ進んだ。準決勝戦で筑波大学附属視覚特別支援学校と対戦し、決勝進出を阻まれた。3位決定戦で東海選抜に敗れ、4位の成績を収めた。優勝は筑波大附属。準優勝は福岡高等視覚特別支援学校だった。また、福島戦で逆転ヒットを放った神奈川選抜の與田直樹選手(市立盲特別支援学校)が優秀選手賞に選ばれた。
神奈川チームの瀬戸栄一監督(平塚盲学校教諭)は「チームの団結力はどこにも負けていない。この大会を通してひとり一人が諦めない気持ち、やり続ける力、互いへの思いやりなど多くのことを学ぶことができた」と振り返った。
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