春日野中学校吹奏楽部が「第20回日本管楽合奏コンテスト全国大会」(11月1日〜かつしかシンフォニーヒルズ)に3年連続で出場を決めた。24日、激励に訪れた落合克宏市長や金子誠教育長らを前に息の合った演奏を披露し、本番に弾みをつけた=写真。
同部が出場する中学校A部門は10人〜35人の小編成が対象で、予選審査を通過した34校が演奏力を競う。初出場の2012年は審査員特別賞、13年は同賞に加えて最優秀の11校にも選ばれるなど、全国の舞台で結果を残してきた。
今大会では、ロジャー・シシーの組曲「Bugs(虫)」から、前奏曲と第4楽章「クロゴケ蜘蛛」、第5楽章「トラフアゲハ」、第6楽章「軍隊アリ」に挑戦。難易度が高く、部員は読譜や曲の雰囲気をつかむことに手を焼いたというが、部長でクラリネットを担当する星野瑛彗さん(3年)は「部の特長であるキレの良さやリズム感を生かして、虫の気持ちや動きを理解しながら演奏したい」と抱負を語る。
数年前から外部講師として指導にあたる春口旭さん(28)は「選曲がバンドのカラーに合っていたことが良かった。生活態度が良く、先輩から教わったことをしっかりと積み重ねていることが強さの秘訣です」と部員を称えた。演奏を聴いた落合市長は「3年連続で全国大会に出場することを心からお祝いします。日ごろの力を思う存分発揮して頑張ってください」とエールを送った。
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