平塚市は市内の小学校28校と中学校15校に防犯カメラを設置する。落合克宏市長が16日、定例記者会見で発表した。安心・安全なまちづくりへの取り組みとして、学校敷地内や校舎への侵入防止、犯罪抑止、教育環境の向上を図る。
設置工事は今月8日に松原小と中原中、大住中、山城中、金目中の5校から開始した。カメラは各校の敷地や校舎の配置状況などに応じ、門扉周りを中心に昇降口や建物の間、体育館の出入口などへ計5台設置。校長室または職員室にレコーダーとモニターを1台ずつ置く。
順次工事を進め、来年2月までに全校への設置を完了、3月1日からの運用を予定している。カメラは24時間作動。録画は2週間保存した後、上書きされる。侵入者による器物損壊などが発生し、警察から要請があれば管理運用基準にそって映像を提出する。防犯カメラは7年リース。費用は全校で月額約85万円。
市内の小中学校では過去5年間にガラスや手摺り、外灯の破損、校舎外壁の落書きなどによる被害が起きており、2012年度は11件、13年度は7件あった。
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