【防災ガイドブックを全戸配布】家庭での災害対策を啓発する冊子「ひらつか防災ガイドブック―災害に備える―」を市が作成。全戸配布した。自助・共助・公助の3部に分けて、安否確認の手段や備蓄品目など家族で話し合っておくべきポイントを紹介している。
【鎌倉時代の鐙を市重要文化財指定】中世期の馬具と推測される、市博物館所蔵の「鉄舌長鐙(てつしたながあぶみ)」が40件目の市指定重要文化財に指定された。1940年頃、相模川の馬入鉄橋付近で川底から発見されたもの。舌長鐙の遺例は全国で他に3件しかなく、実際に使われた形跡のある出土品としては「非常に希少な例」(東京国立博物館ほか)。市博物館で常設展示が始まった。
【記録的大雪で混乱】急速に発達した低気圧の影響により、市内でも2週続けて週末に積雪を記録した。東海道線の運転見合わせや道路が通行止めになるなどして交通が混乱。車のスリップ事故や転倒による救急搬送、停電もあった。栽培ハウスの倒壊など市内の農業に大きな被害が及んだ。
【総合体育館のネーミングライツ決定】市総合体育館のネーミングライツ(命名権)を地元警備会社の特別警備保障が取得した。新しい名称は「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」。契約期間は2014年4月から3年間。年額301万円が市の収入となる。同施設の命名権について市は昨年夏にパートナーを募集したが、応募者がなく、同年11月に再募集をかけた。
【大原高校30年の歴史に幕】1984年創立の県立大原高校が最後の卒業式を行い、閉校した。30年間で1万321人が巣立った。同校には2009年、公立中高一貫校である平塚中等教育学校が併設された。
【津波・風水害対策車を配備】大規模な風水害などで救助にあたる特殊車両が海岸出張所に配備された。全長約9m、高さ約3・5mの同車両は定員5人。冠水地帯やがれきの上を走行できる水陸両用バギー、強化プラスチック製ボート、ドライスーツなどを装備している。全国に15台あるうちの1台を消防庁が市へ無償貸与。県内では平塚市のみ。
【漁港に地産地消の食堂オープン】平塚漁港で水揚げされた魚を提供する「平塚漁港の食堂」が開店した。市漁業協同組合が経営。アジやサバのほか、ソウダガツオやシイラなどあまり消費されない魚を調理・加工する。マスコミで紹介され、大勢の客がつめかけた。
【相模小移転へ基本計画】田村地区にある相模小学校を大神地区のツインシティ計画地内へ移転する基本計画を市が策定。2018年4月開校を目指すとした。相模小は神田小と隣接しており、移転に向けて通学区域の再編成が行われる見通し。
【新市庁舎が完成】地上8階・地下2階建ての新市庁舎が完成。1階に多目的ホール、4階から7階まで中央の吹き抜け南側にコミュニティラウンジを設けた。完成記念式典と市民見学会が開かれ、お披露目した日にトイレの手すりが壊される悪質な行為があった。
【市民プラザリニューアル】市民プラザが改装オープン。市観光協会が商工会議所から同施設へ移転し、平塚市の観光と産業の情報発信を推進していく。地元の名産品を展示・販売する常設コーナーが設けられた。
【七夕のシンボル像設置】若手経済人団体の平塚青年会議所が「七夕のまち」をPRしようと、市民プラザ前に織姫と彦星の像を設置した。地元商店街が作ったイメージキャラクター「湘南ひこまる」と「ひらつか七夕ナナ姫」がモチーフに。
【新種きのこ判明】市博物館が保管している標本のきのこが新種であることが判った。市民グループ・神奈川キノコの会が1999年に相模原市仙洞寺山で採集したもの。トゲミフチドリツエタケと名づけられた。
【平塚工科高校ソーラーカーレース5連覇】同校社会部が三重県で行われた国内最大のソーラーカーレース(国際自動車連盟主催)高校生クラスで5連覇を遂げた。企業と大学を含めた成績でも4年連続総合優勝。
【湘南ベルマーレ最速昇格】9月23日に湘南ベルマーレのJ1昇格が確定した。リーグ戦9試合を残した昇格決定は最速記録。
【市議会議員定数を2減】来春の統一地方選挙から定数30を28とすることが可決。
【台風18号で浸水被害】日本列島を縦断した台風18号による被害が市内でもあった。道路冠水138カ所、県道や市道など6路線が通行止めに。床下浸水170件、床上浸水26件。土砂崩れ・土砂流出は27カ所で発生した。降り始めから約46時間の積算雨量は353・5㎜。時間あたり最大雨量75・5㎜を記録した。吉沢地区や金目地区などに避難勧告が出された。
【首位独走しリーグ初優勝】湘南ベルマーレがJ2第36節の東京ヴェルディ戦で引き分けながらも、残り6試合で初優勝を果たした。第3節で首位につくと、14連勝のリーグ記録を更新。圧倒的な強さを示して栄冠を掴んだ。市中心商店街で行われた優勝パレードには約5千人が集まり、曺監督と選手らを称えた。
【横浜ゴムの航空機用素材が未来技術遺産に】同社平塚製造所で生産している形成材料の航空機構造用プリプレグが、重要科学技術史資料(通称未来技術遺産)に登録された。プリプレグはガラス繊維や炭素繊維に樹脂を浸み込ませた半硬化状シート。繊維強化プラスチックの素材となる。70年代後半、同社の製品はボーイング社に国内で初めて認められ、航空機の構造と内装に使用されている。
【衆院選投票率は低調】第47回衆議院選挙が12月14日に投開票され、15区は河野太郎氏が7回目の当選を果たした。平塚市の投票率は前回2012年よりも4・1ポイント低い50・94%。県内の53・88%、15区全体の52・75%を下回った。
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