神奈川県は6日、国道134号の平塚〜大磯間の4車線化整備について、現在進めている虹ケ浜〜西湘バイパス間の工事完了にあわせ、3月1日の午後3時ごろから全線4車線通行を開始すると発表した。
4車線化整備事業は1985年、藤沢市の江の島入口から着手、西湘バイパスまでの約15Kmを計画区間とし、工事を進めてきた。平塚市内の区間約3・2Kmは2009年、高浜台交差点から整備を始め、13年12月までに約2・1Kmを4車線開通。現在、花水川橋を含む残りの約1・1Kmの工事を進めている。同区間の総工費は45億円だった。
県は「県の東西を結ぶ幹線道路として、渋滞緩和や地域間の連携強化が図れる。さがみ縦貫道路等の広域的な幹線道路ネットワークで、県内外の観光振興にも寄与することが期待される」としている。
落合克宏市長も「七夕まつりをはじめ、相模湾の海の幸、ビーチスポーツ、湘南平からの眺望などの魅力、企業立地の好条件も発信し、地域経済の活性化につなげたい」と、4車線化を追い風に観光需要や企業立地の呼び込みに期待する。
県と市、大磯町は4車線の供用開始にあわせ、完成式典を3月1日の午前中に箱根駅伝平塚中継所付近で開くという。
|
<PR>
平塚版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>