平塚市は12日、出版社の(株)昭文社と協力して作成した市内の観光案内冊子『ことりっぷ 平塚さんぽ』の無料配布を開始した。同誌のブランド力を活かし、女性をターゲットに市をアピールする狙い。落合克宏市長が12日の記者会見で発表した。
発行は『ことりっぷ』の旅行ガイドブックとしてのブランド力と、若い女性をメーンターゲットに人気を博している点に着目し、企画された。市が2013年から一般社団法人平塚市観光協会に委託している、「地域観光資源情報発信事業」の一環。県内での発行は横浜市鶴見区に続き2例目。
掲載スポットなどの選定は「外からの視点で平塚の魅力を再発見してほしい」と同編集部に依頼。編集スタッフが実際に市内を巡り「女性に反響が良さそう」と選定した、アートさんぽコース、海辺コースなど「湘南の日常生活」をアピールするスポットが多数掲載されている。
製作費は336万9600円で、全額が県の起業支援型地域雇用創造事業の補助金利用。サイズは通常のことりっぷと同じ、A5変型判。フルカラー16ページ。
発行数は6万部。ひらつか市民プラザや市博物館などの観光スポットのほか、JR各路線やさがみ縦貫道の利用客などを想定し、都内観光案内所や埼玉県などの道の駅、県の観光イベントなどでも配布されている。
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