市は4月1日から、平塚駅周辺の自転車等放置禁止区域を拡大する。新たに指定される区間は、駅北口側の宮の前、宝町、老松町周辺。東海道本通り線、宝町通線を含む7路線、約1・5Kmが該当する。
指定域は、多い時では日に150台以上の放置自転車が確認され「決して広い通りでは無く、歩行者や災害時対応などの妨げになるため拡大に踏み切った」と市交通政策課は説明する。
拡大後の駐輪に関し同課は、既存の駐輪場へ誘導を図っており「2月末現在、宝町、西口第一駐輪場などが受け入れ可能。詳細は公益財団法人平塚市まちづくり財団のホームページで確認してほしい」と呼びかける。
かつて、平塚駅前は無作為に並ぶ駐輪が二重三重に道を塞ぐ「無法地帯」となっていた。市は景観・交通安全などの観点から1979年、市内で初となる「自転車等放置禁止区域」を指定。今回の拡大は、昨年4月に続き5回目となる。同課が毎年10月に行っている放置自転車、バイクの台数調査では、2010年の1415台から14年には296台にまで減少している。
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