平塚産の湘南しらすと赤玉ねぎの湘南レッドを原材料に新しい惣菜を開発・販売する鳥仲商店(市内黒部丘)の取り組みが、国の地域産業資源活用事業計画として認定を受けた。
新商品には里芋や小麦粉などの材料も地元産を使用。5年計画で一口サイズのコロッケ「レッドシラスボール」と、棒状コロッケ「レッドシラスバー」を作る。地域の小売・飲食業と農水産業の活性化に役立てるほか、全国展開も目指す。
18日に県庁で認定書の交付式があり、同商店の鈴木房子社長と平塚商工会議所関係者らが24日、落合克宏市長を訪ねて報告した。開発段階のレッドシラスボールを試食した落合市長は「しらすの風味が効いている。平塚の新名物として作っていただきたい」と期待を寄せた。鈴木社長は「手間と時間を惜しまずに美味しさを追求していきたい」と話した。
同計画は、都道府県が指定した地域の農林水産物や観光資源などを活用して中小企業が新しい商品やサービスの開発・需要開拓をする取り組み。認定を受けると、補助金や専門家によるアドバイスなど総合的な支援を得られる。市内企業の認定は昨年度の高久製パンに続いて2件目。
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