器械体操の女子団体と陸上競技のやり投で、平塚学園高等学校の生徒が全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場する。
器械体操女子・団体
器械体操女子団体戦は、跳馬・段違い平行棒・平均台・床運動の4種目の合計点で争う。4人の出場選手と2人の補欠選手、6人チームで挑む。
同校の体操競技部は、主力選手らがそれぞれ異なる校外クラブに所属、練習している点が特徴。個人戦では良きライバルとして競い合い、団体戦では長所と短所をカバーし合う団結力を発揮している。
関東大会では、段違い平行棒に出場した選手が着地で捻挫するトラブルにも見舞われたが、他の競技で挽回。その後の最終予選では1位通過を果たした。
出場メンバーは、山下奈央さん(3年・湘南とびうお体操クラブ)、狩野郁子さん(3年・スポーツクラブビックエスサンウェイ横浜)、瀬尾海夢(みむ)さん(3年・とらい体操クラブ)、中島布乃佳(ほのか)さん(2年・ジョイスポーツクラブ)、石山夏帆さん(1年・とらい体操クラブ)、川崎真理菜さん(1年・同クラブ)の6人。
8月2日の予選当日まで、誰がどの演技で出場するかは未定だという。「誰が出る事になっても、それぞれがベストの演技を尽くし頂点を目指したい」と部員は笑顔で口を揃えた。
陸上競技やり投・女子
陸上競技の女子やり投に出場するのは、同校3年の上野楓果さん。高校1年生からやり投を始め、自身初の全国大会となる。
上野さんの武器は、すらりとした172cmの体。鞭のようにしなる手足と、江陽中学校のソフトボール部で鍛えた肩で記録を伸ばしてきた。
5月の県大会から6月の南関東大会にかけ、自己ベストを2m以上更新するなど調子は上向きだ。自身が持つ43m45cmの記録は南関東6位に付ける。7月30日の全国大会で決勝に進むための条件は、当日45m50cm以上の記録を出すこと。上野さんは「大舞台ではこれまでの練習を生かし自己ベストを更新したい」と意欲を見せた。
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