半期を通して囲碁の授業を学んでいる神奈川大学湘南ひらつかキャンパスの学生が、最終日の17日、キャンパスがある土屋の地域住民とペア対局を行った。
2014年度に開講した教養科目「日本の伝統文化と地域連携」の一環。学生は、プロ棋士の青木紳一九段から囲碁のルールや平塚の歴史などを学ぶ全15回・4カ月の講義に出席した。
土屋公民館で行われたペア対局では、学生代表の内藤万柚さん(理学部2年)と小山丈貴さん(経営学部1年)が地域の囲碁愛好家とペアを組み、2対2の対局に臨んだ。スライドに映し出された対局の様子に青木さんが解説を加え、見学する学生に次の一手を質問する一幕もあった。
内藤さんは「途中でパニックになってしまったけれど、とても楽しかった」と話し、講義を終えた青木さんは「囲碁は頭を使うので脳の活性化につながる。難しい局面を自分で解決する力や礼節も養ってもらえたのでは」と振り返った。
授業の導入当初は数人の学生しか集まらなかったが、今期は50人ほどが履修した。キャンパス内に囲碁サークルが誕生するなど、学生の間でも囲碁に対する関心が高まっているという。
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