中学生野球湘南アサヒ 世界大会で準優勝 米国セントルイス遠征
中学生チームの湘南アサヒベースボールクラブ(黒川誠代表監督)が、米国セントルイスで開かれたSLBBA中学生軟式野球国際大会で準優勝した。現地でホームステイをしながら、試合を通じて世界の代表チームの選手と親善を図った。
U15の同大会は7月30日〜8月8日、フェントン球場で開催。米国代表4チーム、ヨーロッパとオーストラリアから各1チーム、日本代表2チームの計8チームが参加し、総当たりの予選リーグと決勝トーナメントを行った。湘南アサヒは米国チームに10―0、豪州に16―0の大差で勝利するなどして予選リーグ7戦全勝。1位で決勝トーナメントへ進んだ。米国代表との決勝戦では2点先取された後、二塁打で一塁走者が生還を果たすも1―2で惜敗。準優勝の成績を収めた。
キャプテンの蛯原浩介さん(大磯中学校3年)は「準優勝という結果は残念だったが、とても貴重な2週間を過ごせた。チーム全員でこのような経験ができたのも監督とチームメイトのおかげです」と米国遠征を振り返った。ブッシュスタジアムでのカージナルス観戦で始球式を務めた樽本真汰さん(同)は「本拠地の伝統ある場所で始球式を経験でき、素晴らしい思い出にも財産にもなりました」。
黒川監督は「国際大会での他国との試合やホームステイで、子どもたちには試合以上のいい経験ができたと思う。高校、大学、社会人となる過程で今回の経験が視野を広めることにもつながるだろう」と話す。
同クラブは3月に県代表として出場した第16回全国中学生軟式野球大会で優勝、世界大会参加権を得た。
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