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平塚版 公開:2015年11月5日 エリアトップへ

回文まんが絵本「キリンねるねんりき」を出版した 伊藤 文人さん 岡崎在住 65歳

公開:2015年11月5日

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笑顔生むトリックスター

 ○…「ヤギすき間に銭まきすぎや(やぎすきまにぜにまきすぎや)」。上から読んでも下から読んでも同じ言葉になるという回文に、ユニークなイラストが目を引く。さかさ絵などを手掛ける人気作家・デザイナーとして活動する。「大人から子どもまで楽しめるように」と、作品には難しい言葉を使わずに、単純明快な表現を心がける。「絵本のほとんどが不思議な世界観に出来上がった。回文で現れるおかしな場面に合わせて描いたイラストを楽しんでほしい」と話す。

 ○…幼少期から一貫して面白いものが好きで、「将来はデザイナーか漫画家になりたい」と、専門学校で学んだ。その後、広告の作成や似顔絵を描くアルバイトをしながら、グラフィックデザイナーとして企業に入社。40代で退職すると、「副業がそのまま仕事になった」。福井県で開催されたトリックアートコンペで3位入賞したことを機に、トリックアーティストとしてさかさ絵や回文などの作品に挑戦するようになった。

 ○…「好きなことをやってきた。趣味が仕事みたいなものです」とにっこり。大好きなデザインのほかにも、ジャズバンドに所属し、サックスの中でも大きなバリトンサックスを演奏する。年に数回開かれるコンサートに向け、都内有楽町まで足を運び練習に励む。「デザインよりも楽器のほうが難しくて大変ですね」と苦笑い。ジャズバンドの魅力は「舞台に立ったときの気持ちよさや、音色が重なったときに生まれる包容感が忘れられません」と話す。

 ○…「日本回文まんが学会」会長として、回文まんがの普及・振興の一翼を担う。「回文はダジャレだが、意味があって人を幸せにしてくれる」。また回文は、脳の活性化にもつながるといい、教育現場における活用にも期待を寄せる。「子どもたちが大笑いしてくれるようなものができればいいな」。一人でも多くの笑顔を増やそうと、今日も作品制作に取り掛かる。

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