平塚市は17日、定住人口の獲得や観光客の誘致のため、知名度アップをはかるシティプロモーションについて、意識調査などから現状を分析し、市独自の指針を策定したと発表した。
市の現状分析によると、全国1000市区町村の「地域ブランド調査」(2014年、ブランド総合研究所)で、平塚市の認知度は210位、魅力度は321位。茅ヶ崎市(認知度156位、魅力度69位)や小田原市(同51位、同82位)と比べ低調だった。東海大学が1都3県に住む子育て世帯に実施した湘南のイメージ調査では、平塚市に対して31・9%が「イメージはあまりない」と回答。「憧れる」と答えたのは3・3%で、茅ヶ崎市の20・8%を下回った。
市はこうした現状を踏まえ、シティプロモーションの指針に▽市民の平塚への愛着・誇りの醸成▽対外的なイメージの向上▽交流人口の増加▽定住人口減少の緩和を目標に据えた。
市は今年6月、シティプロモーションに力を入れるとして、担当課長のポストを創設。映画撮影の受け入れや出版物の協力などに取り組んでいる。市担当は「4つの目標をもとに今後、具体的な取り組みを進めていきたい」としている。
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