熊本県で14日から続いている一連の震災について、平塚市内でも支援に乗り出す動きが出始めている。
市は16日、北金目にキャンパスを構える東海大学の阿蘇キャンパス(南阿蘇村)が被災したことをうけ、大学に支援を申し入れた。同日、機材や備蓄品の状況を確認。今後、大学から要請があれば物資を搬送する。一方、日産車体株式会社(本社/平塚市堤町)をはじめ、市に関わりある現地企業への支援も検討する方針だ。
義援金呼びかけも各地で始まっている。湘南ベルマーレは16日、ホーム公式戦前に選手らがスタジアム周辺で募金箱を持ち、サポーターに協力を呼びかけた。 市役所や市民病院、各地の公民館など公共施設には募金箱が設置された。日本赤十字社が窓口となり6月30日まで受け付ける。
熊本地震への対応について落合克宏市長は「市として被災している東海大学や企業、自治体などに対し支援をしてまいります」とのコメントを出した。
東日本大震災からわずか5年後に起きた今回の大地震。市内の災害情報などを発信する「ほっとメールひらつか」の新規登録者数が14日〜18日までに34件(累計1万982人)あった。震災前の5日間と比べるとほぼ倍増で、防災への関心も高まっているようだ。
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