神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

新米「はるみ」田植え待つ 平塚生まれの新ブランド

文化

公開:2016年5月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
機械を用いて育苗を行う
機械を用いて育苗を行う

 地元生産者で組織され、稲の収穫や育苗の作業を代行して請け負う湘南ライスセンター株式会社(大島)が6日、平塚生まれの新品種米「はるみ」の播種(種まき)を始めた。JA湘南は今後、県内一のコメどころである平塚で新品種の生産を本格化させていく。

 はるみの苗は20日ほどで育ち、今月下旬からの田植えに備える。

 JA湘南によると、はるみは平塚生まれの新しい品種。湘南が育成地であることから、「晴れた海」にちなんで名づけられたという。JA全農農営・技術センター(東八幡)で2014年に品種登録され、15年2月には県の奨励品種に指定された。市内の一部農家では、昨年から試験的にはるみの栽培を始めている。

 JA湘南は来年以降、現在の主力米であるキヌヒカリから、新ブランド米はるみの生産へ本格的に切り替えたい意向だ。

 市内ではこれまで「湘南そだち米」として知られるキヌヒカリや、さとじまんなどを主に生産してきた。15年度の市内のコメの全出荷量は約840トン。そのうち、キヌヒカリは約700トンとおよそ8割を占めている。

 同社社長の片倉喜禎(きよし)さん(69)は「来年からキヌヒカリの出荷量の7割をはるみに切り替えられれば」と新品種の普及に自信をのぞかせる。

 新ブランド米が期待を集めているのは、その食味の良さにある。「はるみは甘味が強く、もっちりしている」と話すのは同社役員の佐藤光夫さん(70)。キヌヒカリとコシヒカリを配合するはるみは、収穫前の種子から芽が出てしまう穂発芽がしにくく、両品種の長所を抽出している。昨年11月、JA湘南あさつゆ広場(寺田縄)ではるみとキヌヒカリの食べ比べが行われ、「はるみは来場者から好評だった」(佐藤さん)と消費者の評判も上々だったという。

 2人は「より良いものを作りたい、という思いで生産しています。ぜひ味わってください」と話していた。

 はるみは、JA湘南あさつゆ広場(【電話】0463・59・8304)で購入することができる。

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

平塚市議会議員 元島しん

平塚市議会議員が市民の約400万円で海外行くらしいけど、どう思う?

https://youtu.be/VMnhkOvx2cA?feature=shared

ダンロップゴルフスクール新規入会キャンペーン

大体験レッスン受講でじゃんけん大会有り。勝っても負けても賞品あり!

http://needs-golf.jp/

<PR>

平塚版のトップニュース最新6

事故多発交差点を改良

東海道本通り線

事故多発交差点を改良

両方向に右折レーン新設

3月28日

部課長4人が役職定年

平塚市新年度人事

部課長4人が役職定年

定年引き上げに伴い

3月28日

窪田夫妻に農水大臣賞

花き技術・経営コンクール

窪田夫妻に農水大臣賞

環境保全、雇用創出に尽力

3月21日

3選手が県代表で全国へ

バドミントンの地域クラブ

3選手が県代表で全国へ

あす3月22日から大分県で

3月21日

「ドラえもん」など名曲1枚に

ピアニスト今井さん

「ドラえもん」など名曲1枚に

藤子・F・不二雄生誕90年記念

3月14日

女子がシリーズ王者奪還

東海大ライフセービング部

女子がシリーズ王者奪還

男子も3位入賞

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook