平塚市は5月25日、さがみ縦貫道などからの人の流れを呼び込むため、海岸周辺整備の方向性「ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ」を発表した。バーベキュー場や直売所などを設置する案が示された。
魅力アップチャレンジでは、湘南海岸公園と龍城ケ丘プール跡地、ビーチパーク、漁港周辺、なぎさプロムナードの5つのゾーンでコンセプトを明確化。ハードやソフト整備の方向性を示している。
湘南公園は「ビーチが間近の都会のオアシス」と位置付け、カフェや売店の新設や、トイレの再整備、駐車場の拡充を検討する。
龍城ケ丘跡地は「海の絶景を楽しむ魅力ある立ち寄りゾーン」とし、駐車場やトイレを整備。観光情報の発信や津波避難のための建物も検討する。海岸にはビーチパークまで結ぶボードウォークを敷く方針だ。
ビーチパークは「湘南の海の魅力を一年中楽しめるビーチスポーツゾーン」とし、バーベキュー場の整備や津波避難施設の設置を検討する。ソフト面では年間を通じたイベントを開催し、通年での誘客を狙う。
漁港周辺は「楽しい、美味しい、港町」をコンセプトに掲げ、新港背後地に多目的広場を整備、直売所の設置も視野に入れる。国道134号から新港に進入するアクセス道路も整備する。
落合市長は会見で「龍城、ビーチパークの津波避難機能を持たせたハード整備をまずは取り組まなければならない。2020年東京五輪までにはその辺の整備をしていきたい」と述べた。
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