ShonanBMWスタジアム平塚で23日、「実業団・学生対抗陸上競技大会」が開催された。リオ五輪男子100メートル代表の山縣亮太選手(セイコーホールディングス)も出場。日本人初の9秒台に期待が高まる中、追い風参考記録で、10秒09の好タイムを出し、会場は盛り上がりを見せた。
9秒台への期待が寄せられる理由の一つに同スタジアムの特徴があげられる。
風向きに記録が左右される短距離走では、追い風は選手にとって大きな味方だ。
そこで同競技場では、北から南に走るホームストレートと、南から北に走るバックストレートの両方向のトラック設備を整えている。大会中の風向きによって走る向きを変えることで、常に追い風で走ることができ、選手は好条件で記録を狙うことができる。
先月11日には、同じく男子100メートル代表の桐生祥秀選手(東洋大学)が10秒01(追い風1・8m)の自己記録を出している。
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