国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして西八幡在住の元山市平さん(67)が来月から2年間、パラグアイ共和国に派遣される。出発を前に20日、落合克宏市長を表敬訪問し、抱負を語った。
元山さんは新潟県出身。三菱ガス化学株式会社に勤め、2003年から関連会社に勤務するため平塚に移り住んだ。「自身の体験やマニュアル化が難しい生産現場でのノウハウを伝えていきたい」と抱負を語り、現地では企業の生産性向上や品質管理のためのコンサルタントの育成にあたる。
「ボランティアに出ると、子供より若い世代の人やシニアまで、本当に世界が広がります」と元山さん。4年前にもJICAのボランティアとしてメキシコに渡っており、63歳でスペイン語を始めるなど、好奇心旺盛な性格が現地での活躍を後押しした。
落合市長は「安全が一番。気を付けて行ってきてください」とエールを送った。元山さんは「日本のやり方を紹介して、現地の人が継続できるようサポートしたい」と意気込んでいた。
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