市内天沼の日産車体工場跡地に建設していた「三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚」が6日、開業を迎える。4日のプレス説明会で、三井不動産の石神裕之常務は「行政や近隣との連携を大切にしながら、地域のさらなる発展に貢献したい」と話している。
同社によると、地上3階、敷地面積約8万1300平方メートルの施設には247店舗が出店する。平塚市を中心に茅ケ崎市や伊勢原市、大磯町、二宮町など約85万人が居住する10Km圏内を主な商圏とし、ターゲットは20代〜40代。年間300億円の売り上げを目指すという。
来場者の約6割が車を利用することを見込み、約4千台分の駐車場を整備する一方、平塚駅北口と結ぶバスルートも開通。公共交通機関の利用や地元への回遊を促進する施策として、利用した交通系ICカードをタッチすると、ショッピングポイントを付与する端末を施設内に設置する。
館内には、平塚市の行政情報や地元商店の情報を発信するデジタルサイネージを設置。地元クラブの湘南ベルマーレとも連携し、サッカー教室を開くフットサルコートを整備、パブリックビューイングも開催する。
地域コミュニティーの拠点とする「SHONAN TREE HOUSE」は、各店の店員らがワークショップを開くスペースや、寄贈図書を貸し出して感想を寄せあうライブラリーを設置。キッズスペースも館内各所に用意し、様々な交流の創出を意識した施設運営を目指すとしている。
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