都市間競争に負けないまちを目指し、市民を巻きこんで議論を盛り上げる「平塚ダボス会議」が11月5日(土)、平塚商工会議所(松風町)で開かれる。商議所や青年会議所を始め、地元政財界人やメディア関係者らで組織する実行委員会(河野太郎委員長)が主催する。
当日は、政府が全国自治体の産業構造や人口動態などのビッグデータを集約し、インターネット上で公開している「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」を活用し、まちづくりを考える。システムを所管する内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の参事官補佐、堀淳一郎氏が講師に招かれ、システムの使い方を紹介する。
また、堀氏は平塚市の人口や観光、産業構造などをデータ化し、茅ヶ崎や小田原、厚木市など近隣市町と比較、大型商業施設「ららぽーと」の出店や日産車体工場の一部撤退による影響力指数なども解説する。
河野実行委員長は「平塚の経済がどうなっているのかを知って、まちづくりに役立ててもらえれば。感覚的に言われていることをデータに基づいて議論をしてみたい」と話している。
同会議は、実行委員長で衆議院議員の河野太郎氏が、世界経済フォーラム(スイス)主催のダボス会議を模して発足。人口減少に直面している市のまちづくりについて、有識者の講演を聞いたり、意見交換したりする場として、2014年から毎年開催している。
同実行委員会参加者を募る
同実行委員会では、ダボス会議への参加者を募集している。希望者は【1】参加者氏名【2】住所【3】電話番号(自宅・携帯)【4】年齢を記入し、事務局【FAX】0463・21・7711又は【メール】hiratsukadavos@gmail.comに申し込む。10月28日締め切り。
開催時間は午後1時30分〜5時(受付1時〜)で参加無料。タイムテーブルは▽1時30分/オープニングセッション▽1時40分/「RESASの利用の仕方」(講師・堀淳一郎参事官補佐)▽2時30分/「RESASを活用したまちづくり〜平塚をデータ化して比較してみた〜」(同)▽4時/トークセッション「平塚のこれからを考えよう」。
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