市内外の工業系企業が一堂に集まり、製品展示などを通して技術を紹介する「湘南ひらつかテクノフェア」が10月20日(木)〜22日(土)、ひらつかサン・ライフアリーナ(中堂246の1)で開かれる。平塚商工会議所の主催。
この催しは販路拡大や新たな事業展開を模索する企業同士の商談の場であることにくわえ、自社の技術や商品を市民に発信するため毎年開かれている。企業だけでなく行政や大学も出展することから、産学公の交流の場にもなっている。今年は99団体が参加する。
会場では自社製品や事業内容がブースごとに展示で紹介され、一般の参加者も見学できる。西部総合職業技術校による「ものづくり体験コーナー」(22日午前10時〜午後4時)、さがみロボット産業特区にちなんだ「ロボット体験コーナー」(全日)、日産車「ブルーバード」の歴代モデル展示(同)、東海大学と平塚工科高校の協力によるソーラーカー展示(同)など親子で楽しめる企画も満載だ。
経営者や大学教授らによる講演会も見どころの一つ。今年は、ダイヤ精機(株)の諏訪貴子代表取締役による基調講演「町工場発!女社長の経営改革と人材育成」(20日午後1時30分〜3時)、神奈川大学経営学部の浅海典子教授による産学公講演会「ものづくり現場における女性の活躍 女性ラインリーダーの育成と支援」(21日午前11時〜正午)などを予定。誰でも参加できる。
さらに、今年は企業間の交流を後押ししようと名刺交換会が初日に企画された。催しを主催する市商工会議所の担当者は「企業のメリットである”ビジネストゥービジネス”の特色に磨きをかけ、より多くの企業に関心を持たれる催しにしていきたい」と展望を話している。
開催は午前10時〜午後5時。最終日は午後4時まで。入場無料。
問い合わせは市商工会議所工業支援課【電話】0463・22・2512。
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