平塚版 掲載号:2017年1月12日号

(公社)平塚青年会議所の第59代理事長を務める

守屋 宣成(せんじょう)さん

平塚在住 36歳

まちへの愛着育みたい

 ○…平塚・大磯・二宮の若手経済人らが集う「平塚青年会議所」(平塚JC)で今年1年、舵取りを任された。父が平塚JCのOBということもあり、27歳で入会。10年目の節目で大役が回ってきた。「個人ではできない、JCならではのスケールでまちを考えるのが楽しい。泥臭く青臭く、挑戦していきたいです」と、平塚のまちづくりに力を注ぐ。

 ○…蓮の花で知られる要法寺(平塚4の10の10)の副住職を務める。中学生の時に、僧侶になるための得度式を受け、跡継ぎとしてお披露目。名前の読み方も「のぶしげ」から「せんじょう」に変わった。高校は日蓮宗の総本山・久遠寺(山梨県)にある身延山高校へ。「ミリ単位で長髪は禁止、体育では200段を超える階段を3周走らされるなど、かなり独特な校風でした」と苦笑い。周辺の寺院に寄宿し、放課後も寺での仕事がある質実な青春時代だったが、先輩や後輩とのつながりは今でも続く宝物だ。

 ○…修法師(しゅほし)と呼ばれる祈祷師の資格を取るため、これまで2回、荒行を経験した。千葉県の法華経寺に籠り、早朝3時から3時間ごとに繰り返す水行と共に経をあげ続け、1日2回の食事で11月〜2月の4カ月間を過ごした。「身体は辛いけれど、自分と向き合う時間は、贅沢なようにも思えました」。9年前の荒行ではJCメンバーも応援に訪れ、「少し照れ臭いような感じ。ありがたかった」と友情を感じた。

 ○…JCの活動が忙しく、家を空けることもしばしばだが、「家族の支えがあってこそ専念できる」と感謝する。選挙権の18歳引き下げを受け、取り組みたいと熱を入れるのは若者たちの教育だ。中学生や高校生を対象に、模擬議会の実施など企画は山ほど。「ただ投票に行けばいいのではなく、自分でまちのことを考え、責任を持って投じる一票を増やしたい」と、自身もそうであったように、平塚への愛着を育む。

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