平塚版 掲載号:2017年2月9日号

東海大学チャレンジセンターの熊本復興支援プロジェクトでリーダーを務める

津田 哲平さん

心理社会学科4年 25歳

熊本の被災地「自分事」に

 ○…2016年4月に起きた熊本地震の被災地支援のため、昨年7月に結成された東海大学チャレンジセンターの「熊本復興支援プロジェクト」でリーダーを務める。夏季休暇中には湘南キャンパスだけでなく、代々木や清水、札幌校舎の学生もボランティアに参加し、キャンパスのある阿蘇や益城町のがれき撤去や作業が遅れている農作業を手伝った。「飛行機から熊本の街を見下ろしたときに、青いビニールシートが点々と見えた。あの光景が一番印象に残っています」と、被災地での体験を思い出す。

 ○…ボランティアに興味を持ったのは東日本大震災がきっかけだった。「すぐに被災地に駆け付けるような、行動できる人はかっこいいなと思った。でも、そういう風になりたいと思うのに行動に移せず、どこか他人事な自分に気づきました」。「自分事」として捉えるにはどうしたらいいかと考え、11年のゴールデンウィークに東北の被災地ボランティアに参加した。壁に残る津波の痕跡や排水溝に溜まったヘドロの悪臭は、そこで生活していた人と自身の距離を縮めた気がした。「自分の目で見て、耳で聞いて、感じないとダメだと改めて思いました」

 ○…綾瀬市在住。高校卒業後、「黙々と作業することが好き」と家具職人を目指して埼玉県のものつくり大学に入学。インターンなども経験したが、「もっと人と接することをやってみたい」と新たな自分の一面を見つけ、1年の浪人を経て東海大学の心理社会学科に入学した。臨床心理士を目指して勉強している。

 ○…一時は50人いたメンバーも、就職活動などの理由で現在は15人ほど。現地での活動には金銭的な問題もあるが75%は高齢者という熊本の仮設住宅の現状を知らせたいと、被災者と学生の文通を企画中だ。「シニア世代はSNSに馴染みのない人も多い。ニュースでは伝えられない些細なことを発信したい」と被災地の思いを受け止める。

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