平塚市と平塚商工会議所は、卓越した技術を持った店を認定する「ひらつか匠の店」について、相模屋海苔店(札場町)と長谷金本店(千石河岸)の2社を選出、6日に市役所で2016年度認定式を開いた。
相模屋海苔店は、全国産地を下見して海苔を買い付け、海苔の特徴や用途にあわせて火入れや乾燥を工夫。有明産の柔らかい一番摘みにこだわった高級海苔も評判の品だ。同社の山田雄介取締役は「子供の頃から焼き立てをつまんでいた。海苔の美味しさを伝えたい」と思いを語った。
鰹節や乾物を扱う長谷金本店は、網漁ではなく一本釣りで水揚げされた鰹にこだわって仕入れ、削りたての鰹節を提供している。「七夕ふりかけ」も市内の名産品としておなじみだ。同社の長谷川守社長は「自然の香りある出汁が和食の基本ですから、その良さを残したい」と話していた。
商議所の常盤卓嗣会頭は「その店でなければ買えない物を扱うことがお客さんを呼ぶ近道」と両店舗を評価。落合市長は「平塚の大きな魅力として(人が訪れるように)発信してください」と期待を寄せていた。
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