清水学園付属幼稚園(根坂間)で先月27日、東海大学の学生らによる科学実験ショーが実施された。工学部応用化学科の秋山泰伸教授と、教員免許取得のため勉強中の学生26人が来園し、学生が企画した実験を園児らが体験した。
秋山教授は「楽しさ、不思議さを追求するのが理科の原点。園児の反応は、中高の教員になる学生にとっても勉強になる」と、出張授業に力を入れている。
今回は風船や生花が液体窒素に触れるとどうなるかを披露。園児らは歓声をあげながら、風船が縮んだり、花が粉々になったりする現象に目を輝かせていた。
ショーの後は実験体験が行われ、園児らは界面活性剤入りの液で作る巨大シャボン玉の中に入ったり、ポンプでペットボトル内の気圧を変えて雲を作ったりして、身近な題材を使った実験を楽しんだ。
3年生の渡邉涼太さん(20)は「実験に対する素直な反応は嬉しい。初心に帰って、理科の楽しさを思い出せた」と話していた。
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