ホーム開幕戦を超える1万人の観客が入ったBMWスタジアムで、最初にチャンスを迎えたのはジェフユナイテッド千葉だった。
前半5分、右サイドからのクロスがゴール前で競り合いに。ボールはラインを割ったものの、下田北斗がゴールポストに激突して出血。激しい試合を予感させる幕開けとなった。
迎えた31分、相手陣地深くのスローインから、齊藤未月がキープで粘り、菊地にパス。ダイレクトの低いクロスに最後はジネイ。2戦連続弾が決まり、湘南が先制する。
千葉も反撃の手を緩めず、GKがハーフライン近くまで出るほど守備のラインを高く取ったが、湘南はその裏を狙い、40分には齊藤が抜け出し1対1でシュート。これは惜しくもポストに嫌われる。
後半も縦を意識したパスで相手の裏を積極的に攻め立て、迎えた76分。前半終了間際に高山と交代で入った奈良輪が、オフサイドギリギリの飛び出し。岡本からのロングパスを、技ありのタイミングでシュート。これがネットに突き刺さり2対0。喜びのあまり飛び跳ねた曺貴裁(チョウキジェ)監督が肉離れを起こしてしまったものの、ピッチの選手たちは90分間最後まで走り切り、勝ち点3を獲得、単独首位をキープした。
曺監督は「今日は本当に90分通して自分たちでやるべきことを整理して、ゲームプラン通りに最初から最後まで終えることができた」と選手を称えた。
次節以降はカマタマーレ讃岐、東京ヴェルディと敵地で消化し、第8節(4月15日(土))に、ホームBMWスタジアムでFC岐阜と対戦する。午後4時キックオフ。
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