市内長持の角田園芸で、1年間におよそ10cmしか成長しない矮性の食用桃「みきドワーフ」のピンク色の可憐な花がお目見えしている。背丈約20cmの木に花をつけた後、拳ほどの実をつける同品種。鉢植えで育てやすいのが特徴だ。
「みきドワーフ」は、川崎市で育成、品種登録された。限られた栽培農家しか育てる権利が無く、全国で藤沢や小田原を含む4軒でしか生産していないという。
同園芸では7年前に原木を導入。接ぎ木で増産を重ね、現在は約1000本の苗木を栽培している。生産部長の角田幸作さん(33)は「小さいサイズのため、水のあげ過ぎに注意すればベランダや庭のない都市型の家庭でも簡単に栽培できます」と説明する。
同品種の苗木はJA湘南「あさつゆ広場」(寺田縄)でも販売。直径14センチのポットで税込1800円。
問い合わせは、同園芸【電話】0463・32・4294。
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