3連敗中のロアッソ熊本と対戦した第13節は、1対0で勝利した湘南が8勝3分け2敗で勝ち点27として、5月13日時点で単独首位に浮上した。
湘南は、U―20W杯日本代表に選ばれたDF杉岡大暉が欠場で、前節からスタメンを4人入れ替えてキックオフ。立ち上がりから高い位置でプレスを仕掛ける熊本に対し、湘南は相手の隙を探るようなパス回しで攻撃のリズムをつくってゴールに迫った。
すると前半20分、ピッチ中央付近の秋野がロングパス1本でチャンスを演出。ペナルティエリア内で受けた岡本が、相手DFを振り切って鋭いシュートを放つも枠を捉えられず。熊本の好機には、バイアと秋元らの安定した守備でゴールを死守し、スコアレスで前半を折り返す。
後半は立ち上がりから湘南ペース。51分に山田、その3分後に秋野が低い弾道のミドルを放つなど、湘南が押し込んだ。しかしゴール前に作った熊本の壁を崩せず、スコアを動かせないまま迎えた90分。ボールを追って相手ペナルティエリアに侵入した菊地俊介が倒されてPKを獲得。熊本にとっては不運な判定にも見えたが、これをジネイが落ち着いて決めて先制。この1点が決勝点となり、試合終了となった。
曺貴裁監督は「攻撃も守備も上手くなるということを放棄しない結果、ご褒美があったのかな」と振り返っていた。
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