記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 7月20日0:00更新
戦争体験者の記憶を残そうと今号に掲載された「わたしと戦争」。タイトルの「わたし」は、戦争を体験した当事者であり、取材した記者であり、そして本紙を手に取った読者でもある。
戦争を知らない20代の私は、戦中の様子を聞いてもなかなか理解ができない。取材協力してくれた今井さんは何度も「当時はそれが当たり前だったから」と答えた。いつか爆弾が自分のまちにも落ちてくる―。そう覚悟しながら生活をすることが日常だったのだ。
歴史上のことではなく、「わたし」のまちのできごととして、戦中、戦後を記録していきたい。 (小澤)