神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2017年8月3日 エリアトップへ

平塚市中央公民館で8月6日(日)、「フラメンコ・アンダルシア」を公演する 小松原 庸子さん 東京都在住 86歳

公開:2017年8月3日

  • X
  • LINE
  • hatena

フラメンコシーンの礎築く

 ○…華やかでダイナミックに、時に妖しく、寂しげに舞い踊る――。長きにわたり日本のフラメンコシーンを支えてきた第一人者が6日、主宰する舞踊団を率いて公演を行う。構成・演出・振付・美術は全て自らが担当。今年は趣向を変え、本場スペインからダンサーを招致するという。「辛いことが多い世の中ですが、綺麗で情熱が詰まった踊りで元気を与えたい」と話す。

 ○…常盤津の師匠だった父を持つ邦楽一家の長女として、東京・柳橋(現在の台東区)に生まれた。日本舞踊やバレエ、演劇に打ち込み、フラメンコとの出会いは28歳のときだ。「当時来日していたピラール・ロペスの日本公演を見て、その美しさとドラマ性、人間の生きていく姿が表現されていたことに衝撃を受けました」。1962年に単身でスペインに飛び、現地の舞踊団に入団、数年にわたる修行を経て帰国した後は「スペイン舞踊研究所」を都内に開所した。指導者として数々の生徒を育成しながら、自らも演者として日本のフラメンコシーンをけん引してきた。

 ○…「湘南の人は親切で優しい人が多い。大好きな場所です」。今年3月には、二宮町にあった教室を市内松風町に移した。クラスでは基本から本格的な踊りまで細やかに指導。国内外を公演で飛び回る多忙人だが、自身も月に2度ほど足を運び、教鞭をとっている。「自分が今まで体験してきたことを表現することがとても大切。歌や踊りで感情を表してもらいたい」と思いを寄せる。

 ○…芸能の世界に長く携わったからこそ、舞台芸術に対する思いは人一倍強い。例えば地方公演では、冒頭に踊りの楽しみ方やリズムの大切さなどを説く時間を設けている。「全く知らない人でも鑑賞を楽しんでもらいたい」という思いから生まれた仕掛けだ。「フラメンコはただ単純に踊っているのではない。人間の喜怒哀楽が詰まった、ドラマティックな芸術なんです」

平塚版の人物風土記最新6

押谷 祐基さん

4月1日付けで第34代平塚商工会議所青年部(YEG)会長に就任した

押谷 祐基さん

市内在勤 37歳

4月18日

小澤 雄一さん

第13代平塚市消防団長に就任した

小澤 雄一さん

南金目在住 58歳

4月11日

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

バレエダンサーでミュージカル俳優の

永野 亮比己(あきひこ)さん(本名:永野亮彦)

平塚市出身 38歳

4月4日

窪田 敬一さん

花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールで農林水産大臣賞を受賞した

窪田 敬一さん

広川在住 73歳

3月28日

大関 陽子さん

2023年中に特殊詐欺を8件阻止したローソン・スリーエフ大磯国府店オーナーの

大関 陽子さん

平塚市在住 42歳

3月21日

ジュギーテ サウレさん

平塚市国際交流員としてカウナス市から派遣されている

ジュギーテ サウレさん

市内在勤 28歳

3月14日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook