素早い突きや蹴り、肘打ちなどで相手に打撃を加える実践型の空手競技「極真空手」。平塚市万田在住の湯山和洋さん(55)が8月19日に京都府で行われた全日本壮年空手道選手権大会に出場。50歳以上男子中量級で初優勝を果たした。
全国各支部の代表が集う同大会。湯山さんは西日本チャンピオンに粘り勝ち、決勝へ駒を進めた。
決勝戦の相手は極真会館本部直轄静岡富士道場の選手。両者譲らぬまま打ち合いが続き、湯山さんは中盤、相手選手の体へアッパーを決める。ラスト15秒、膝蹴りを連発、直後に左アッパーも決め判定勝ち。初めての全国優勝に「嬉しかった。厳しい指導のおかげ」と控えめに笑みを浮かべた。
湯山さんが極真会館西湘支部(福田達也支部長)に入門したのは38歳の時。ウエイトトレーニングの仲間が黒帯になったと聞き、見学に来たのがきっかけだった。以降、仕事の活力を空手で養ってきたという。
2008年1月に黒帯に。持病の痛風と闘いながら、13年には同大会で準優勝、今年4月の国際大会でもベスト8入りをしていた。湯山さんは「年を取ってもできる限り空手を続けたい」と話している。
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