旭南地区社会福祉協議会、自治体、福祉村などが一体となって身近な相談窓口や簡単な個人情報を記入する「高齢者安心カード」を7000枚作成し、同地区の全世帯に配布している。
カードの大きさは縦15cm、横10cm。表面には「高齢者よろず相談 あさひみなみ」と「福祉村あさひの絆」の連絡先を記載。裏面には救急対応を想定して▽氏名・血液型▽住所▽電話番号▽生年月日▽かかりつけ医▽病名・薬▽緊急連絡先▽避難場所▽民生委員の名前を記入する欄を設けた。磁石をつけることで冷蔵庫など目立つ場所に貼ってもらう狙いもある。
今年6月ごろから社会福祉協議会を中心に約10人で検討を始めた。主宰の平林弘子さん(71)は、「市は一人暮らしの高齢者に『ひらつか安心カード』を配布していたが、それ以外の家族と同居する高齢者などには未配布だったから」と経緯を話し、「これを通して高齢者よろずセンターの認知度が上がってほしい。救急とも連携してもしもの時に役立つツールとして浸透すれば」と期待を寄せている。
問い合わせは、平林さん【電話】090・9385・4910へ。
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