東海大学湘南キャンパスで10月24日、同副学長でロス五輪柔道金メダリストの山下泰裕さん(60)と同大客員教授で元巨人軍監督の原辰徳さん(59)の東海OB二人が、建学75周年記念のトークショーを行った。
当日は学生や関係者らおよそ1350人が会場を埋めた。二人は一学年違いということもあり、原さんは「日本が誇る柔道家。尊敬すべき生涯の先輩」と山下さんを紹介。これに山下さんは「原さんが活躍したころの東海大相模を甲子園まで応援に行きました」と思い出話を披露した。
東海大相模高校で学んだ二人は入学に至った経緯にもふれた。原さんは「甲子園を目指すためタテジマのユニフォームを着ることを選んだ」と振り返り、当時野球部の監督だった故原貢さんについて「やはり親子鷹でやるのは難しいと思っていたのでは」と実父の胸の内を察していた。
高校1年生の時にインターハイで優勝した山下さんは、当時暮らしていた熊本で敵なしだったといい「さらにレベルの高い花の都で勝負したかった」と、転校した理由を語った。
終盤、客席にむけ「無限の可能性を持つ学生たち」と呼びかけ「プレッシャーや立ちはだかる壁は自分の力を出す最大のチャンス」と語った原さん。「挑戦がダメに終わっても次につなげればよい。頑張ることが大事」とエールを送った。
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