平塚版 掲載号:2017年11月2日号
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南図書館「モーツァルト本」展示市内音楽評論家が執筆

文化

初の著書『モーツァルトのいる部屋』(新潮社/1985年)を手にする井上さん
初の著書『モーツァルトのいる部屋』(新潮社/1985年)を手にする井上さん
 平塚市南図書館(袖ヶ浜20の1)で、黒部丘在住のクラシック音楽評論家で作家の井上太郎さん(92)の著書が展示されている。11月29日(水)まで。

 井上さんは1925年、東京都渋谷区桜ヶ丘で、江戸時代から続く薬種問屋の7代目として生まれた。家を継ごうと早稲田大学の理工学部に進んだが、東京大空襲などの戦禍で店舗や工場を失い、廃業。旧制高等学校時代の先輩が出版社を始めたのをきっかけに編集の世界に飛び込んだ。

 中央公論社に移った後は、単行本の製作や三島由紀夫、棟方志功、谷崎潤一郎など著名作家の豪華本の装丁を数多く手がけた。

 東京の大気汚染から逃れようと、70年から妻の出身地でもある平塚に移住した。著作は全て平塚で執筆しているといい、「稀有な天才の存在を身近に感じ、その音楽に心を開いてほしい」と、モーツァルトに関する本を多数出版、湘南モーツァルト愛好会の名誉会長も務める。

 普段はクラシックのほかに落語や美空ひばりを聴いているという井上さん。「良いものなら何でも聴きます」と微笑む。「クラシック音楽に親しむには、とにかくいろいろな曲を何度も聴くこと。初心者の方ならモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』などがおすすめです」と話していた。

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